ある種の業務連絡。
IRCはじめました。

まず、IRC(Internet Relay Chat)とはなんぞや?
簡単に言えばS◯ypeやらL◯ve Messengerと同じようなものですね。
前にここで置いてたCGI式のウェブチャットとは違って
メンバーの発言はちゃんと(ほぼ)リアルタイムで表示されます。
ちょっと重い(特に繋がるまで少し時間がかかる)こともあるのが難点だけど
常時1万以上のチャンネルがあったりもするからね、ちかたないね。

(Sky◯eは知らないけど)メッセとは違って「チャンネル」を作成して
そこにメンバーが入室する形のシステムになってます。
基本的にはMoEのチャットチャンネルと全く同じ形のシステムですね。
もちろん、MoEとは違って同時入室数の制限とかは特に無いけど。

サーバーはデフォルトというかお約束というかの「irc.ircnet.ne.jp」系列で
(※海外の人は「irc.media.kyoto-u.ac.jp」を指定する必要があるかも?)
チャンネル名は、とりあえずは「#マルチ棘ロンス」にしました。
(※「#」は半角で、漢字の「トゲ」は「刺」ではなく「棘」なので要注意。)
…他と被りにくくて私らしいのを探してたんだけど、これがいいかなって(*'ω'*)
ご存知の通りD◯fusはとっくにアンインストール済みなんですケドネ。

ちなみにアカウント登録とかは必要ありません。
基本的には、必要になるものはクライアントだけです。
クライアントは何でもいいけど、私はフリーウェアの「Cotton」を使ってます。
(IRCは基本的には全面的に無料だけど、シェアウェアのクライアントもあるらしい。)
せっかくだからCottonでの設定例を以下に記述しておきます。


といっても、最低限の設定だけなら1画面で済みます。
初回起動時に簡易設定ウィザードが立ち上がるので「次へ」を押して
「ニックネーム」と「チャンネル」を入力するだけです。
「サーバー」は最初から「irc.ircnet.ne.jp」になってると思うので、そのままで。
「ニックネーム」は、時には「ユーザー名」と表記されることがなくもないけど
個人を識別するためのIDとかアカウントとかの類ではなくって
あくまでもただの名前であり、自由に何度でもいつでも変更もできます。


右下の「Main」を右クリック→「サーバーの設定」で、いろいろ設定もできます。
自動接続をオフにしたかったりする場合も、設定はここから。
設定画面では「ログインID」「パスワード」の入力欄があったりするけど
基本的には気にしないでそのままにしておけばいいです。
繰り返すけど、IRCの利用にあたって、アカウント登録とかの作業はありません。

起動時に自動的に接続、入室もできるので、スタートアップに登録しておけば
「PC起動時に自動的にチャンネルに入る」ということも、もちろん可能です。
他にも、サウンド設定とか、いわゆるwisとか、ログ保存とか、いろんな機能もあるけど
下手に長々と語ろうと思うと、それだけで解説サイトが1個立ち上がりかねないので
ここでは全部割愛します。詳しくは各ヘルプ等を参照っていうことで(゚∀゚;)

先月、掲示板とチャットのレンタル元が、事実上、サービス終了して
掲示板はまた別の所で借りてきたわけなんだけど…。
ウェブチャットは、手軽で何かと扱いが楽で私は好きだったんだけど
他の人には概ね評判が悪かったので、試しにIRCを利用してみることにしました。
Li◯e MessengerやSk◯peにも言えることだけど、専用のソフトが必要になるから
その分はとっつきにくくはなるんじゃないかと私は思うんだけど…。
まあそれを差し引いて考えても、CGI式のチャットの難点は
私としても決して把握してないわけでもないけどさ…(´-ω-`;)

これはこれでまた「◯ive Messengerでいいじゃん」「Skyp◯でいいじゃん」とか
おおいに言われそうな気がしてなくもないんだけど…(´∀`;)
Liv◯ Messengerは、機能的には一対一の会話が基本(*注)だから
なんか私には使いにくく感じるんですよね。
チャットっていうより電話みたいな感じで、誰かに直接的な用がない限り
自分からは(特に雑談系の話題は)発言しにくいっていうか…。
◯kypeも基本的には多分これと似たようなシステムなんだろうし…。
*注:あくまで基本であって複数人でのチャットも可能。招待制の一時セッション方式。

まず「チャンネル(部屋)」があって、皆がそこに集まるっていう形式の方が
私としては何かと都合がいいっていうか、心理的に利用しやすいっていうか…。
要は、MoEに慣れすぎてて、それと同じ形式のがいいっていうだけっていうか…(=∀=;)

私も常に入室、在席してるわけじゃないけど…。
そんなわけで、ご用のある方やお暇な方は、もしよろしければご自由にどうぞ。
※ただし話題が特になくて沈黙が何時間も続いたりしても泣かない。

[追記]
Cottonのインストールにあたって、zip形式のファイルの取り扱いがわからない人には
インストーラー形式で配布されているLimeChatあたりをオススメしておきます。
CottonもLimeChatも、設定項目はだいたい似たようなものです。

[追記2]
「#マルチ棘ロンス」のCHでは文字コードはISO-2022-JPを使用しています。
半角カナあり、なしはどちらでも構いません。
Cotton、LimeChatとも、初期設定でISO-2022-JPになっているようなので
よくわからない方はそのまま設定変更せずにご利用下さい。
文字コードを変更すると異なるCHの扱いになります。
例えばISO-2022-JPに設定した状態で入室する「#マルチ棘ロンス」と
UTF-8に設定した状態で入室した場合の「#マルチ棘ロンス」とでは
人間の目には同じに見えても実際には別々のCHになります。

[追記3]
IRCはCGI式のウェブチャットと違って、サーバーにはログが一切残りません。
発言内容は、その時、その場にいた人(のクライアント)にのみ表示されます。
誰もいない時に何か発言をしても、それは決して誰にも伝わらないのでご注意下さい。

[追記4]
ちょっとした補足。
前の記事次の記事